中日・勝野昌慶投手が24日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、200万円ダウンの3800万円でサインした(金額は推定)。
「(シーズン)前半は良かったが、中盤から後半にかけてコントロールの部分をもう少し改善してほしいという話をされた。(自分からは)来年、そういうところも含めてしっかりやれるように、と話をした」
リリーフ転向2年目の今季は、39試合に救援で登板した。「スピードは出るようになった」と、4月2日の巨人戦(バンテリンドーム)では高橋宏に並ぶ、球団日本人最速の158キロを計測。1勝1敗7ホールド、防御率3・51でブルペン陣を支えた。
一方、50登板で防御率2・01を記録した昨季に比べると、数字が悪化。「フォーム的な部分でズレがありましたし、それでランナーをためて返すケースが多かった」と反省を口にした。
今オフは昨年に引き続き、やり投げ・ディーン元気と自主トレを行う予定の右腕。「オフに鍛え直したい。リリーフでやる以上は7、8、9回の勝っている場面、競っている場面でしっかり投げたい」と、7年目の来季へ意気込んだ。