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「ジュノンボーイ」グランプリに埼玉の15歳・佐藤倖斗さん「人を幸せにできるヒーローに」

スポーツ報知 2024年11月24日 18時56分

 俳優の武田真治(51)、小池徹平(38)、菅田将暉(31)らを輩出した「第37回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が24日、都内で行われ、応募総数1万3465人から埼玉県在住の高校1年生・佐藤倖斗(ゆきと、15)さんがグランプリを受賞した。

 佐藤さんは昨年も挑戦したがベスト200で敗退し、悲願のリベンジ。自身の名前がコールされると「皆さんのたくさんの温かい応援のおかげでここまで素晴らしい賞をいただけて、感謝の気持ちでいっぱい」とあいさつ。審査員を務めた香取慎吾(47)も「グランプリが終わりではなくて始まり。いつか一緒にお仕事しましょう」とたたえた。

 小学校のころ、頭にケガを負い入院中にテレビで見た「仮面ライダー鎧武」に励まされたことが原体験で、自身も仮面ライダーとして活躍することが夢。「僕の名前の『倖』は僕の母が、人を幸せにできるように強く育ってほしいという願いを込めてつけてくれたとても大切な名前。その名に恥じぬよう誰かを幸せにできるような俳優やヒーローになっていきたい」と語った。

 イベント後の取材会では、グランプリを告げられた舞台裏について告白。「実はステージに出る前に指をケガしてしまって、ずっと指から血出た状態で…。そっちに気を取られていたので、2つの驚きで頭が真っ白になってしまいました」。実はコンテスト参加は周囲に知らせていないといい「唯一、担任の先生にはこういった事情で休む場合があるかもしれませんという風に事情を知っていただいているのと、あとは本当に仲のいい親友には話している。ただ僕が通っている学校が男子校なので、芸能に興味がある子が少ないので、そんなに興味ないかもしれません」と自然体で語った。

 あこがれの俳優は「―鎧武」で主演した佐野岳(32)。「入院していて不安だったとき、とても勇気をもらったので、僕も誰かに勇気を与えられるような存在になりたい」と語った。芸能界で挑戦したい夢について尋ねられると「僕すごく甘いものが大好きで、ローソンさんのスイーツがめっちゃ好きなのでローソンさんのCMに出たい」。司会を務めたオズワルド・伊藤俊介(35)から「ライダーじゃないの?」と突っ込まれると、「仮面ライダーももちろんやってみたいですし、歴史が好きなので大河ドラマにもいつか出てみたい」と語った。

 ◆佐藤 倖斗(さとう・ゆきと)2008年12月4日、埼玉県生まれ。15歳。趣味は甘いものを食べること。賞金50万円の使い道は「3匹の猫にいっぱいおやつをあげる」。身長176センチ、体重53キロ。血液型O。

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