女優・吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第45話が24日に放送され、藤原道長役を演じる柄本佑のリアル剃髪シーンにネットは衝撃を受けた。
同作は1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、2010年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
第45話は「はばたき」。まひろ(吉高)は長年の夢だった旅に出る決意を固める。しかし道長(柄本佑)は反対。ついにまひろは、娘・賢子(南沙良)の父親が道長であると明かした。
道長は出家を決意。剃髪では、妻・倫子 (黒木華)や長女の彰子 (見上愛)、長男の頼通 (渡邊圭祐)ら家族が見守るなか行われた。結っていた髪がほどかれ、生え際からかみそりが入る。倫子は下を向いて涙を流した。髪をどんどん剃られていく道長も、遠くを見つめながら涙。厳かなBGMが流れ、約3分間の剃髪シーンが放送された。
地毛で臨んだ柄本のリアル剃髪にネットは衝撃。「役者魂がすごい」「本当に剃髪してる」「あれ地毛だったんか」「息を飲む緊張感」「すごいの見ちゃった」「私も何か泣けてきたわ」などの感想が寄せられた。