報知新聞社主催「JOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会」(12月25~28日・エディオンアリーナ大阪ほか)に出場する女子静岡県選抜の結団式が24日、吉田町総合体育館で行われた。初戦は26日のグループ戦で宮崎、山口と戦う。セッターの上柳璃紗主将(六合中3年)は「笑顔と元気がよさのチーム。それぞれのいいところを伸ばし、足りないところを補っていきたい」と語った。
8月末にメンバー12人を決め、鍛えてきた岡田直樹監督=東豊田中=は「例年と比べて(170センチ台は5人と)身長が小さいが、選考を人柄で選んだ分、伸びしろがすごい子たちばかり」と、うなずいた。昨年はグループ戦で敗退。チーム目標を「まず、決勝トーナメントに出る」と定めた。
〇…チーム最長身177センチを誇る唯一の2年生、鈴木瑠夏は「下級生ならではの明るさでチームを盛り上げたい」と笑顔を見せた。22日まで、U―16日本代表選考合宿に参加した有望株。島田市出身でバレー歴は小学6年からだが、島田一中と、9月に全国ヤングクラブ大会出場の「Little Crown」での活動を両立。最高到達点292センチから繰り出すスパイクと、ブロックの精度を磨いてきた鈴木は「8強に進出したい」と意気込んだ。