女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第45話が24日に放送され、世帯平均視聴率が10・1%だったことが25日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・7%でスタート。第40話9・8%、第50回衆院選の開票速報番組の影響で午後7時10分にスタートした第41話は9・5%、第42話は9・1%と3週連続で1ケタ台となっていたが、第43話は10・3%で4週ぶりの2ケタ復帰。第44話は10・2%。今回は前回から0・1ポイント微減も2ケタキープ。個人視聴率は5・8%だった。
1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、2010年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。
第45話は「はばたき」。まひろ(吉高)の源氏物語はいよいよ終盤を迎えていた。ある日、まひろは娘・賢子(南沙良)から、宮仕えしたいと相談され、自分の代わりに太皇太后になった彰子(見上愛)に仕えることを提案。まひろは長年の夢だった旅に出る決意を固める。しかし道長(柄本)の反対にあい、ついにまひろは賢子にまつわる秘密を明かすことに。旅立つまひろを思わぬ再会が待ち受けていた。一方、道長は出家を決意する…という展開。
公式インスタグラムでは太宰府を訪れたまひろと周明(松下洸平)が再会するシーンがアップされ、ネットは「衝撃の再会」「次回予告にあった”妻はいるの?”…というまひろのセリフ、かなり気になります 再び恋の予感」「周明さまイケオジになってた」「おひげも素敵(すてき)」「こっから一波乱あるのは予想外」「まさか、まひろ、異国に行ってしまうのかなあ?」とドキドキしていた。