タレントのビートたけしが24日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に出演した。
この日の番組では、高齢化社会の中のシニア世代の第二の人生について語り合った。
77歳になった、たけしは番組の最後に「我々も漫才師とか浮き草の商売してるから、今日明日ってのが、いつも不安だけれども、まあ、とにかく人気商売ってのは、どの時期に活躍したかで本当に天国と地獄だね」とポツリ。
「萩本(欽一)さんが上がっていって、コント55号のおかげでテレビが切り開かれて。その後、漫才ブームが来て、B&Bだ、おいらたち(ツービート)がガーンと出た時に営業行っても信じられないカネが(入って)」と続けると「銀行振り込みじゃないんだから。紙袋でカネを渡されて、こういう紙袋2つ持って、そのまま銀座に行っちゃったもん。『高い酒くれ!』って。『ヘネシー、どうですか?』、『外人はいらない』って。ヘネシーを外人だと思っていたの、ずっと」と、両手に大きな紙袋を下げて歩くジェスチャーで漫才ブームの際の羽振りの良さを振り返っていた。