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佐々木希、TBS系連ドラ初主演 1月スタート「地獄の果てまで連れていく」で渋谷凪咲とスリリングな復讐劇

スポーツ報知 2024年11月26日 7時0分

 女優の佐々木希が来年1月期のTBS系連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」(来年1月14日スタート、火曜・午後11時56分)で、同局ドラマ初主演を務めることが25日、分かった。元NMB48でタレント・女優として活動する渋谷凪咲は、同局ドラマ初出演で佐々木の敵役を演じる。

 家族を殺した女に復讐(しゅう)するため、整形して顔も過去も変えた主人公の橘紗智子(佐々木)が、悪魔のように非情なモンスター・花井麗奈(渋谷)に復讐を誓うドラマ。

 高校時代、「人殺しの娘」と揶揄(やゆ)されていた紗智子の唯一の味方となってくれた麗奈。だが、麗奈の優しい笑顔の裏には、人を簡単に殺めてしまう殺人鬼の顔が潜んでいた。麗奈は紗智子とその父に殺人の罪を着せ、紗智子の父の命を奪っていた。

 それから14年、顔も過去も全てを変えた紗智子は、新米母となった麗奈と再びにらみ合うことに。「生き地獄を味わわせてやる」と、紗智子はベビーシッターとして麗奈の家庭に入り込む。復讐に人生を捧げた一般人はモンスターを破滅に追い込むことができるのか…。挫折と葛藤を繰り返す、壮絶な復讐劇が始まる―。

 何不自由ない幸せな家庭で育ち裕福な生活を送っていたが、味方だと思っていた麗奈に殺されかけ、父の命まで奪われた。そんな過去の残虐な事件をきっかけに、ピアニストの夢も諦め、顔を整形して身分を偽り復讐のためだけに生きるようになる紗智子。「今まで演じたことがない役どころで、最後の最後までどうなるかわからないハラハラドキドキするような台本にすごくやりがいを感じて、オファーを受けました」という佐々木。

 復讐する側の役作りについて「今まで生きてきた中で、自分が嫌な思いをしたときの記憶を思い出すようにしています」と話した。

 一方の渋谷は「“復讐される強敵”という役は、今までの自分のイメージにはなかったので、すごくワクワクしています。復讐される側は強い人が多いと思いますが、麗奈はいつも笑顔でほんわかしていて周りからも愛されているのに根っこは真っ黒なところが、斬新な復讐劇だと思いました。そのギャップも楽しんでいただきたいです。麗奈の人を愛する感情の強さと、都合が悪くなったら消せば良いという、0か100かの部分もおもしろいと思います。役作りとしては笑顔を武器にしています」と笑顔を“武器”にかれんなモンスターを演じる。

 プロデューサーの天宮沙恵子氏のコメントは、以下の通り。

 この作品は、復讐に向かない優しい心をもった女性が主人公のドラマです。“復讐は何も生まない”そう分かっていながらも、家族のためにそして自分のために自ら激動の人生を歩むことを選んだ主人公・紗智子。罪悪感や良心に心が引き裂かれそうになりながらも、巨大な敵に立ち向かっていく姿は、多くの視聴者の心を打つと確信しています。紗智子の敵・麗奈は作中で苛烈なことばかりしていますが、このような狂気はなぜ生まれてきてしまったのか?  麗奈の心の中を覗(のぞ)いてみたくなる方もいると思います。

 命がけで復讐に挑む紗智子を佐々木さんが熱演!  そして、天使の笑顔で人をおとしめるモンスターを渋谷さんが怪演!  これまでに見たことのないお二人の姿を沢山(たくさん)見ることができるドラマになっています。ぜひお楽しみください。

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