西武・後藤高志オーナーが25日、都内のホテルで開かれた「感謝の集い」に出席し、集まった約500人の参加者に3年ぶりの最下位に沈んだ今季の成績を謝罪した。
冒頭で「皆さんご承知の通り2024年は埼玉西武ライオンズにとって大変厳しい1年でございました。みなさまのご期待に添えず、私としても大変申し訳なく思っています」とあいさつ。5月下旬に監督が休養するなど「厳しい戦いの中にあっても観客動員は昨年よりも9%増え155万人。ファンの皆さんのおかげ」と変わらぬ声援に感謝を述べた。
チームは今季チーム打率2割1分2厘と歴史的貧打にあえぎ、球団ワーストの91敗を喫して3年ぶりの最下位に沈んだ。オーナーは「しかしながらプロ球団は勝ってなんぼの世界。西口監督のもとでライオンズの再建を託してまいります」と新体制の奮起に期待した。