オリックス・紅林弘太郎内野手が、楽天・辰己から超ポジティブ思考を吸収した。準優勝に終わったプレミア12から一夜明け、帰阪。「辰己さんの試合までの入り方、考え方がすごいと思った。どんな劣勢でも『自分はできる』みたいな感じ。僕はちょっと弱気になってしまうところがあるので、そういう気持ちでプレーできるようにしたい」と決意を新たにした。
24日に行われた台湾と決勝戦は出番なし。同大会では6試合で打率2割7分8厘、5打点と一定の成果を出したが、遊撃の定位置争いでは西武・源田の壁が高かった。「守備での安心感でも、本当に差しか感じなかった。源田さんを超えられるように頑張りたい」と誓ったオリの成長株。「悔しい、しかない。負けてより(26年開催の)WBCにも出たいと思った。日本のレギュラーで、スタメンとして出たい」と言葉に力を込めた。