２０２６年の次回ＷＢＣで大会２連覇を狙う侍ジャパンの打撃コーチにソフトバンク、巨人で活躍した松田宣浩氏（４１）、投手コーチに阪神、オリックスでプレーした能見篤史氏（４５）が新たに就任することが２５日、明らかになった。
松田氏は亜大出身で、井端監督の後輩にあたる。日本代表として１３、１７年のＷＢＣに出場するなど、国際舞台の経験も豊富。指導者の経験はないが、３０１本塁打、９９１打点の実績を誇る技術力と「熱男」の愛称で親しまれたガッツを、侍戦士に注入する。
能見氏は１３年のＷＢＣでプレーして、井端監督とも一緒に戦った。通算４７４試合で１０４勝９３敗４セーブを挙げ、２１、２２年はオリックスの投手兼任コーチも務めた。吉見投手コーチとともに、投手陣を構築していく。
「ラグザス ｐｒｅｓｅｎｔｓ 第３回ＷＢＳＣプレミア１２」の２４日の決勝（東京Ｄ）で台湾に０―４で敗れて連覇を逃した井端監督はこの日、明治神宮野球大会が行われた神宮球場を訪れ、アマ球界関係者にあいさつ。悔しさを胸に２６年ＷＢＣで雪辱を果たす。