ＤｅＮＡからドラフト１位指名を受けた三菱重工ＷＥＳＴの竹田祐投手が２６日、神戸市内のホテルで契約金１億円、年俸１６００万円（いずれも金額は推定）で仮契約を結んだ。竹田は「プロ野球選手になるという自覚がやっと芽生えてきました」と笑顔で語った。
ドラフト後、ＤｅＮＡは２６年ぶりの日本一を達成。日本シリーズはテレビで見ていたと明かし「日本一になったチームに入るんだとすごく楽しみになりました」と振り返り「２連敗してから３連勝してそのまま勝ったので、すごく雰囲気も良くていいチームだなと思いました」と入団に胸を躍らせた。
現在は、１月から始まる新人合同自主トレへ向けて練習中。トレーニングの基本は変えずに、細かい筋肉の動きや可動域を出すトレーニングを行っている。１年目の目標には「２ケタ勝利」を掲げ「勝てる投手になりたい。チームに勢いが付くような投球をしたり、マウンドで堂々としているような弱いところを見せない。そういう姿を目指したい」と決意した。