女優の奈美悦子(73)が26日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。5月に骨が外に飛び出すほどのひどい骨折をしていたことを明かした。
黒柳徹子から骨折について問われた奈美は、5月末に犬の散歩中に骨折し、救急車で運ばれたときの様子を語った。
愛犬にリードを引っ張られ「バーンと引っ張られとこまでは覚えてるんですけど、どうやって転んだか全く覚えてなくて、気づいたら救急車で、ここ(右手首の下)から骨が出てたんです」という。「橈(とう)骨遠位端骨折」と呼ばれる骨折の実際のX線写真が公開されると、骨折のひどさに、黒柳は思わず「うわ~っ、なんかすごい」と顔をしかめた。
日曜日だったため、なかなか搬送する病院が見つからず、奈美が自ら知り合いの医師に電話して病院を探し、緊急手術。目覚めると、右手から4本の鉄の棒が出ていてびっくりしたという。「これ(鉄の棒)で骨の位置を戻して、腫れが引いたら本当の手術をするということで」6日後にまた手術。「チタンのプレートが入っていて、10本のボルトで止めてるんです」1週間に2回の全身麻酔での手術という一大事だった。
それでも、医師から「万が一、手をついていなかったら、ダイレクトに頭を打って、生きていたかどうかわかりません」と言われたそうで、不幸中の幸いと思うようにしたと奈美。現在はリハビリも順調に進み、手首を左手を同じように曲げられるまで回復しているという。
奈美は26日までに自身のインスタグラムで「11月26日『徹子の部屋』放送です。よろしくお願いします。」とスタジオで撮影された画像と共に告知。コメント欄には番組を見たフォロワーから「大変な怪我をしたりでしたけどポジティブで、元気をもらいました」「これからも頑張って下さいね」などの声が寄せられた。