◆NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD(26日・グランドプリンスホテル新高輪)
タイトルホルダーや最優秀選手、最優秀新人といった今シーズン活躍した選手たちをたたえる表彰式「NPB AWARDS」が26日、都内で行われ、セ・リーグは巨人・船迫大雅投手、パ・リーグは西武・武内夏暉投手が新人王を受賞した。
22年ドラフト5位右腕の船迫は、昨季36試合に登板し、防御率2・70をマーク。昨季は新人王の資格をギリギリ残す30イニングで、今季も資格を持っていた。2年目の今季は、51試合に登板し、4勝0敗、22ホールド、防御率2・37と安定した投球を続けてブルペンを支え、優勝に貢献した。巨人の新人王は過去に20人いるが、最年長は57年藤田元司(投手=日本石油)、10年長野久義(外野手=ホンダ)の26歳。28歳の船迫は年長2番目、球団では最年長新人王となった。
23年のドラフト1位・武内は、ルーキーながら21試合に登板し、球団新人では9人目の2ケタ10勝(6敗)を挙げ、防御率はリーグ2位の2・17で「感染症特例」で外れた時期を除けばローテーションを守り抜いた。
◆船迫 大雅(ふなばさま・ひろまさ)1996年10月16日、宮城県生まれ。28歳。聖光学院では3年夏の甲子園でベスト8。東日本国際大では1年春から登板し、リーグ最多タイの34勝。1、2、4年時に全日本大学選手権出場。西濃運輸では2022年の都市対抗2次予選で4試合登板で1失点と好投し本大会出場に貢献。174センチ、77キロ。右投左打。年俸2300万円。
◆武内 夏暉(たけうち・なつき)2001年7月21日、福岡県生まれ。23歳。八幡南で2年春から投手。国学院大では2年秋にリーグ戦デビューし、通算36試合で14勝7敗。23年ドラフト1位で西武入り。186センチ、90キロ。左投左打。年俸1600万円(いずれも推定)