◆NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD(26日・グランドプリンスホテル新高輪)
両リーグの最優秀選手が発表され、パ・リーグはソフトバンク・近藤健介外野手が初受賞した。移籍2年目の今季は打率3割1分4厘で自身初の首位打者。出塁率4割3分9厘も2年連続4度目のタイトルに輝いた。本塁打、打点の2冠で次点の山川穂高内野手を抑え、最高の栄誉を手にした。
以下は一問一答
―受賞した心境は
「まさか、こういう賞をいただけるとは。プロに入って、はじめの頃は思っていなかったので、本当に光栄ですし、もっと精進して自分の技術を磨きたいと思うような、そういう賞だと思います」
―MVPとは、どんな意味を持つか
「初めてアワーズに出席したのが2018年なんですけど、その時にMVPの方を見て、いつか取りたいなと思っていたので。時間はかかってしまいましたけど、取ることができてうれしいです」
―初の首位打者も獲得したが、今季を振り返って
「チームとして、リーグ優勝をみんなの力でできましたけど、最後に日本一を達成した上でのMVPだったら最高なので。そこは来年以降、また頑張りたいと思います」
―今季、印象的な試合は
「けがをして、最後、終盤は出られなかったですけど、クライマックスシリーズの初戦に出たときに、ファンの方の声援をすごくうれしく思って打席に立ったことが一番印象が深いですね」
―その打席では、どんなことを思いながら
「ケガを優勝争いの最後にしてしまったので。まずはクライマックスを突破するために、しっかり準備はしていたので、あとは自分のやるべきことに集中するだけでした」
―近年は投手のレベルが上がっているなか、どんな工夫をして3割台の打率を
「まあ、本当にピッチャーのレベルが上がっているとは思いますけど、やることは変わらず。自分も常に進化したいという気持ちで毎年毎年臨んでいるので。置いて行かれないように、そこは意識しています」
―来季に向けて
「本当に最後の終わり方が、シーズンも個人的にはケガして終わってしまいましたし、日本一にもなれずにおわってしまったので。こういう賞をもらってうれしい一年になっていますけど、個人的には悔しいことも多いので、来年以降、それを晴らせるシーズンにしたいと思います」