巨人・長野久義外野手（３９）が２６日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、１０００万円増の年俸５０００万円でサインした。リーグ最年長野手となる１６年目の来季は「阿部さんを２回、胴上げしたいなと思います」と、連覇＆日本一奪回を目標に掲げた。
今季は５４試合で打率２割５分８厘、０本塁打、１４打点。８月以降は打率３割４分６厘と優勝争いの佳境で勝負強さを発揮した。「最後に負けて終わったんでね。本当に悔しい」と振り返ったものの、バットで健在ぶりを示すシーズンとなった。
１２月６日に４０歳を迎える。ヤクルト・青木宣親（４２）が現役引退、中島宏之（４２）が中日を自由契約となり、来季はリーグ最年長野手として迎える見込みだ。例年は休養に充ててきた１１、１２月も「しっかりトレーニングしようと思います」と体を鍛え上げ、不惑の悲願をかなえる。