1994年にアナウンサーとなったフリーの垣花正(52)、羽鳥慎一(53)、藤井貴彦(52)の3人が、ニッポン放送の特別番組「垣花・羽鳥・藤井のフリーなラジオ」(12月10、13日・後8時)で初共演を果たすことが26日、分かった。
30年前に日本テレビ(羽鳥、藤井)とニッポン放送(垣花)に入社した3人は、それぞれテレビ・ラジオで自分の道を確立し、看板アナウンサーとして活躍。全員がフリーに転身した30年後にラジオ番組で一堂に会することとなった。
収録は来月初旬に行われるが、番組のテーマは3人がアナウンサーになった94年の新語・流行語大賞「同情するならカネをくれ」(日テレ系ドラマ「家なき子」の名ゼリフ)にちなんだ「同情するならネタをくれ」。内容はフリーで、リスナーからの投稿とともに3人の同期としての思い出や歩んできた道、50代となった3人が現代の日本をどう感じているのかなどを、それぞれがセレクトした楽曲とともに話を繰り広げていく。
垣花アナは古巣で2人を迎える形。「メジャーリーガー2人がメキシコリーグのグラウンドにやって来る感じでしょうか? (ニッポン放送のある)有楽町グラウンドは僕のホームなんで、打ち返されないように頑張ります! トークの乱打戦にご期待ください」と野球に例えてアピールした
一方、羽鳥アナは「垣花さんも同期なんです。大学も一緒なんです。3人同期で楽しみです。ぜひ聴いてください!」と呼びかけ。藤井アナも「ついにこの3人が集結する日がやってきました。アナウンサー生活30年のスキルと生き恥を燃料にしゃべり散らかします。ベテランゴールデントリオの化学反応をぜひお楽しみください」と意気込んだ。