俳優の大谷亮平、工藤阿須加が２６日、都内でＷＯＷＯＷ「連続ドラマＷ ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」（全９話、日曜・後１０時）の応援上映イベントを行った。
日露戦争終結後の北海道を舞台にした、莫大（ばくだい）なアイヌの埋蔵金を巡る一獲千金ミステリー。１月に公開された映画「ゴールデンカムイ」（久保茂昭監督）の続編で、ドラマシリーズ第１弾になる。
現在８話まで公開済みだが、視聴者の熱い要望で劇場での応援上映が決定。場内の室温が上がるほどの熱気の中でサプライズゲストの登場が発表されると「誰なの、誰なの」とファンは大興奮。２人が姿を現すと、黄色い歓声が飛び交った。大谷は「登場しただけでこんな盛り上がるの初めて。思い出が詰まった回なので、見てもらえてうれしいです」と笑みを浮かべた。
「僕ら、実はちょっとだけのぞかせてもらってまして」と応援上映を見ていた２人。大谷は「ヤジとかあるのかなと思ったら、そういうのなくてほっとした」と安堵（あんど）していた。植田春菜プロデューサーからも「袖で『まじか、まじか』と言いながら、ご覧になっていました」と明かされ、苦笑いだった。
「原作のオタクに近い側の人間」と話す工藤は「僕自身も作品を見させてもらってすごいなと思っている」と完成した作品は納得の出来に。「月島の忠誠心であったりとか、冷徹な部分であったりとかを大切にしながら。僕が演じてよかったと思ってもらえるように、家でずっと練習してました」と裏側を明かした。
１２月１日が最終話の放送日。続編については「なんとか頑張ります」と植田氏。２人も続編に期待を寄せており、大谷は「続編やりたいと思ってるし、やれるとなったら谷垣の魅力を存分に出来るように頑張りたいと思います」と意気込んだ。