日本相撲協会は27日、福岡国際センターで大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、羽出山(はつやま、玉ノ井)の新十両昇進、木竜皇(きりゅうこう、立浪)の再十両昇進を決めた。
羽出山は東京・東村山市出身。足立新田高、東洋大と進み、全日本選手権8強などの実績を持ち、2022年春場所に三段目最下位(100枚目)格付け出しで初土俵を踏んだ。九州場所では西幕下筆頭で5勝2敗を勝ち越し。初土俵から3年足らずで関取の座を射止めることとなった。
再十両の木竜皇は元幕内・時津海の長男。新十両だった9月の秋場所では4勝11敗と跳ね返されたが、幕下に番付を下げた九州場所では東幕下2枚目で5勝2敗と勝ち越し。1場所での関取復帰となった。