俳優の谷原章介がMCを務めるフジテレビ系「めざまし8」(月曜~金曜・午前8時)は27日、兵庫・相生市の谷口芳紀市長が26日に兵庫県の斎藤元彦知事に直接謝罪したことを報じた。
谷口市長は、兵庫県知事選挙期間中に行われた22市長が前尼崎市長の稲村和美氏を支持する会見で斎藤氏を机をたたきながら批判していた。こうした言動を谷口氏は、26日に行われた県・市町懇話会の会場入り口で斎藤氏を待ち受け謝罪した。
また番組では、斎藤氏が再選を果たした知事選でSNS戦略を巡り兵庫県内のPR会社へ報酬を支払ったとされる公職選挙法違反疑惑が浮上している問題を伝えた。斎藤氏は26日にこの問題に「違法性はないと認識しております」と改めて述べた。番組では、斎藤氏の代理人を取材しPR会社に依頼したのはポスター等の作成などだったが、斎藤氏とPR会社との間に契約書がなく口頭での契約だったことを伝えた。
今回の問題にコメンテーターで元衆院議員の金子恵美氏について「PR会社と斎藤さんとの関係性とか、日頃の付き合いというところがあるとは思うんですけれども」とした上で「ただ、契約書がなかったとしてもやっぱり仕事として請け負った場合は、やっぱり業者としても金額とか業務内容とか何かしらやっぱり記録として残しておきたいというふうに…お金を払ってもらわなきゃいけないわけですから…と思うと思う」とコメントした。
その上で自身が議員時代は「ポスター製作に関しては、必ず見積書をいったん、出してもらって、お付き合いのある業者さんでも。その見積書を出してもらった後にいろいろやりとりして、こうしたい、こういうふうなという希望を出して、そういうものは残っているので、もしかしたら、捜査がもし入って進んだとしたら、そういったLINEだとかメールとかでこれまでのやり取りは出てくるかもしれない」と指摘していた。
さらに今回の問題の「ポイント」を「告示、公示の前のことか?後のことか?で。告示、公示後にSNSの運用とか何かしら対価が活動に対して払われたのかどうか」と解説していた。