京産大サッカー部は２７日、京都市内の同校でＪクラブ内定２選手の合同記者会見を開いた。ＤＦ大串昇平がＪ３のＦＣ岐阜、ＤＦ横窪皇太がＪ３のテゲバジャーロ宮崎に内定。２人は「開幕からスタメン」と声をそろえた。
大串はＧ大阪ユース出身で、１８年にはＵ―１８日本代表にも選出されたサイドバック。正確なキックが特長で、ビルドアップ時にはボランチの位置に入って、組み立てにも参加する。「クロスはずっと強みにしてきた部分。冷静なプレー、後ろから支える部分で岐阜でも恩返したい」と意欲的。目標とするのはＧ大阪のＤＦ半田陸で「攻撃ではゴールを奪いにいくプレーを自分もできるように」と理想を掲げた。
金光大阪出身の横窪は身長１８１センチの高さを生かしたセンターバック。「空中戦の部分ではプロに入っても負けたくない。リーダーシップでバックラインをまとめていけたら」と意気込み。理想は統率力に秀で、セットプレーでの得点力もあるＧ大阪のＤＦ中谷進之介。「支えてくれた両親、今までの指導者、チームメートにも感謝して、結果で恩返ししたい。一日も早くチームの力になりたい」と胸を張った。