DeNAからドラフト2位・指名を受けた法大の篠木健太郎投手が27日、横浜市内のホテルで入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約し「プロ野球選手としてのスタートラインに立ったという実感が改めてわいてきた」と背筋を伸ばした。
最速157キロの直球が武器の右腕。「自信を持っている球はストレートで、マウンド上での気迫だったり勝ちたい気持ちがセールスポイント」とアピールした。
高校時代は千葉の木更津総合で過ごした。同学年である、昨年のドラフト1位・度会は「友達の友達」で交流があると明かし「開幕戦は自分がよく行くパスタ屋さんにDeNAの試合が流れているので、それでしっかり見てました」と活躍はチェック済み。「プロの舞台が厳しいというのは大学4年間を通じてずっと感じてきた。その中で同学年が活躍してるというのは僕としても燃えるものというか、しっかり負けないように頑張らなきゃいけないという思いになりました」と活躍を力に変えた。
1年目の目標には「開幕1軍」を掲げ「開幕から1年を通して、チームのために勝てる投手になれるよう、全力で腕を振って頑張っていきたい」と力を込めた。