米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」が27日(日本時間28日)、ドジャース・大谷翔平投手(30)とニューバランス社の契約について特集した。
大谷は23年1月31日に同社と長期契約を結んだことを発表。アシックス、デサントと契約して野球道具やトレーニングウェアの提供を受けていたが、メジャー6年目となる昨季を前に刷新。グラブや打撃手袋、スパイク、ウェアなどを愛用している。同年のWBCでは米国との決勝戦で9回にマウンドに上がり、最後はトラウトとの同僚対決(当時エンゼルス)で空振り三振を奪い、絶叫しながらグラブをぶん投げた。
同記事は「大谷はWBCでの劇的なパフォーマンスで国際的なアイコンとしての地位を固めた。大谷はスポーツ史上最も偉大なアスリートの1人であり、(決勝戦の9回は)その後さまざまな偉業を成し遂げた大谷にとっても象徴的な瞬間だった。それはニューバランスにとっても」と指摘。大谷は「語るのではなく見せる」タイプのアスリートであり、ニューバランスのブランドイメージと一致しているとした。
23年11月には日本国内の全小学校約2万校に3つずつ、計約6万個のジュニア用グラブを寄贈することを発表。今年6月には大谷が疾走する姿を表現したロゴが採用された本人と共同開発の「大谷翔平シグネチャーコレクション」を発売したことなども紹介。大谷の持つ影響力の大きさを伝えた。