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【ソフトバンク】石塚綜一郎、今オフも甲斐拓也塾入門…でも「本人は今忙しい」移籍しても師弟関係継続

スポーツ報知 2024年11月28日 11時14分

 ソフトバンクの石塚綜一郎捕手が28日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7月に支配下選手登録された際に結んだ年俸500万円から200万円増の700万円でサインした。

 8月21日の楽天戦(楽天モバイル)でプロ初安打と初本塁打をマークしたが、今季最も印象に残った試合として挙げたのは「(9月16日の)オリックス戦」。0―0の7回1死二、三塁、代打で登場して決勝の左犠飛を打ち上げた。チームを7連勝に導き、マジックを5に減らした試合のヒーローは「(相手が)左投手でも試合に出られてなかった中、代打の出番も急きょ。そこで結果を残せたのは印象的でした」と振り返った。

 一塁、三塁、外野に挑戦し、一発長打を秘めたユーティリティープレーヤーとして「1軍で1年間必要とされる選手」を目指す。しかし本業は捕手。今オフも甲斐拓也捕手が大分で行う「甲斐塾」で合同自主トレに励む予定。先輩捕手にも申し入れたが「『その方向で考えとくワ』と言われて(そのまま)。本人は今、忙しいと思うんで」と苦笑い。甲斐が残留しようが、巨人に移籍しようが、変わらず師弟関係を継続していく。

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