オリックス・吉田輝星投手が大阪・舞洲の球団施設内で契約交渉に臨み、2100万円増の年俸3700万円でサインした。昨年オフに日本ハムからトレードで加入し、1年目から救援の一角として奮闘。22年以来の50試合登板をクリアし、4勝14ホールドも自己最高だった。
シーズン終盤に負った右肘の疲労骨折も回復。「7回以降の3イニングはチームの勝ちに直結する部分。そこに入っていきたい。中嶋監督や投手コーチ、中垣さん(前巡回ヘッドコーチ)にも『普通ならこんなに手をかけてくれない』というぐらい、サポートをしていただいたので…」と勝ちパターンに定着し、同じ秋田出身の前指揮官にも恩返しをするつもりだ。