ロッテの中村奨吾内野手が28日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、現状維持の2億円(金額は推定)でサインした。複数年契約を結んでおり、来季が3年目。今季は2017年以来7年ぶりに三塁に転向したが、「来年は監督にはセカンドで勝負したいとは伝えさせていただきました。こだわりもそうですし、1年間サードをやらせてもらって、(思いが)より強くなりましたし、いまのチーム状況でレギュラーといえる選手はいないと思うので、もう一回、自分にプレッシャーかけながら勝負するためにも、セカンドでやりたいとは伝えさせていただきました」と明かした。
今季は376打数88安打、打率・234で4本塁27打点と振るわなかっただけに、「もちろん満足してないし、もっとやらないといけない思いはある。来年に向けて頑張っていきたい」。過去3度、二塁手としてゴールデン・グラブ賞に輝いた名手は、来季に向け「自分のできることを一つずつ課題をクリアしていって、全試合出られるような準備もそうですけど、結果を残していければなと思います。優勝を目指してやっていくのでその中の1ピースになれるようにやっていきます」と、決意を込めた。