ロッテの益田直也投手が28日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、現状維持の2億円(金額は推定)でサインした。今季は25セーブで通算243セーブとし、名球会入りの条件となる通算250セーブまではあと「7」。頼れる守護神は「今年は入りがそこを意識していたところもあった。普通にいけば達成できると思っていたが、意識しすぎてうまくいかなかった。来年に関しては、あと『7」なので、うまくいけば4月には達成できる数字。何とか達成して、このプレッシャーから解放されたいなと思います」と意気込んだ。
今季は44試合に登板し、1勝4敗、25セーブ、防御率2・59をマークした。「まっすぐの質とかは最後はすごいよかったので、それは継続して、今年は落ち球がよくなかった。しっかり投げられるように来年も頑張りたいなと思います」と、振り返った。
NPBの通算セーブ数では、阪神・藤川(現監督)と並ぶ5位。4位(249S)の現オリックス・平野、3位(252S)の大魔神・佐々木も射程に捉えている。節目の250セーブへ、35歳の鉄腕は「(記録を)意識しないのは無理ですけど、今年はそういうプレッシャーじゃないですけど、いい経験ができたので、来年は同じようなことはないと思う。今年は本当に入りが悪かった。来年はそうならないようにできると思っている。しっかりできるようにしたい。優勝したいですし、そのために頑張りたいなと第一はそこ。やっぱり、個人の数字で大きな数字がある。そこをいち早く達成して、やりたいなと思っています」と力強く話した。