巨人の阿部慎之助監督が28日、神奈川・大磯町のレイクウッドゴルフクラブで行われた球団納会ゴルフコンペに参加。人生初ラウンドの浅野翔吾外野手と同組でプレーした。
浅野が着ていたゴルフウェアは阿部監督からのプレゼント。背中には「PLAY GOOFING」とプリントされていた。「遊び心を持てとか、そういう意味みたい。初めてって言うから、服もそんなに持ってないだろうと思って」。遊び心は、野球にも通じるメッセージ。粋な計らいで20歳の緊張をほぐした。
ゴルフ組み分けは球団スタッフが決めたものだが、監督と同組は期待の大きさの表れ。阿部監督の直接指導も受けながら、デビュー戦でスコア119を記録した浅野について、指揮官は「野球の話はしてないよ。ゴルフのマナーを教えて居た。初にしては120を切っているからね」と及第点を与えていた。
その上で来季の浅野について「飛躍する年になって欲しい。レギュラーを確約されたわけじゃないから。もう一回競争だと思って頑張ってもらいたい」とさらなる成長を求めていた。