元AKB48でタレント、ピアニストの松井咲子が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、所属している事務所「サムデイ」の破産手続きについてコメントした。「私自身もこの知らせに大変驚いておりますが、今後も前向きに活動を続けていく所存です。長年支えてくださった事務所関係者の皆様には、感謝の思いでいっぱいです」と心境をつづった。
「応援してくださる皆様へ」と題し、「いつも温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。すでに報道でご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、14年間お世話になった所属事務所が、このたび破産手続きを開始することとなりました。突然のご報告となり、皆さまにご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます」と頭を下げた。
その上で「私自身もこの知らせに大変驚いておりますが、今後も前向きに活動を続けていく所存です。長年支えてくださった事務所関係者の皆様には、感謝の思いでいっぱいです。これからの進路についてはまだ模索中ではありますが、周りの方々にサポートしていただきながら、一層努力してまいります。至らぬ点も多々あるかと存じますが、変わらぬご声援をいただれれば幸いです」と記した。
松井が所属する芸能事務所「株式会社サムディ」は27日、破産手続き開始決定の申し立てを行ったことを公表。公式サイトに高橋裕代表取締役名の「お知らせ」と題した文書を公開し、「弊社は、債務超過に陥ったため、令和6年11月25日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始決定の申立てを行いました。皆様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」と伝えた。文書の中では「タレント及び従業員に対しても全く何も知らせずに破産申立てを行いましたのでご理解くださいますようお願い申し上げます」と記していた。
所属タレントにも動揺が広がっている。女優の藤原紀香は28日に自身のインスタグラムで破産手続きについて言及。報道で騒動を知り、報告を受けたのは事務所が発表する前日だとし「大変戸惑っております」と心境を明かした。元AKB48で、女優の篠田麻里子も同日のインスタグラムで「直前に事の次第を知らされた」と驚きをつづっていた。