広島の床田寛樹投手(29)が、今季限りで引退した野村の背番号19を継承することが29日、発表された。2年連続11勝の左腕。数年前から「辞めることになったら…」と、お願いしていたという。この日の東広島市内での選手会ゴルフでは、同組でラウンド。「19番をもらうからには、野村さんのキャリアハイ(2016年に16勝)を超さないといけない」と決意を新たにした。
床田のほか、小園も「51」から「5」に変更。19~22年に長野(巨人)、23年に西川が背負った。鈴木誠也(カブス)から受け継いでから6年間、背負った出世番号の「51」について「伝統を引き継げて良かった」と、さらなる飛躍を目指す。
矢野は「61」から「4」に。また、28日に仮契約したドラフト1位の青学大・佐々木は、かつて金本が背負った「10」に決定した。(畑中 祐司)