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【日本ハム】ドラフト6位・法大の山城航太郎投手が仮契約…最速154キロ右腕が目指すのは「圧倒的投手」

スポーツ報知 2024年11月30日 6時0分

 日本ハムからドラフト6位指名を受けた法大の最速154キロ右腕・山城航太郎(22)が29日、川崎市内のホテルで契約金3000万円、年俸770万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。目指すべき境地に「圧倒的投手」と掲げ、その剛腕でF党を沸かせる決意だ。

 黒い油性ペンを走らせ、色紙に覚悟を記した。山城は「圧倒的投手」の5文字こそが、自身の理想型だと言い切った。

 「ただ結果を残すのではなく、圧倒的に抑えたり、信頼されたりしたい」

 その象徴的な存在に「伊藤大海さん」と挙げた。「野球以外の面でも、生活からメンタル面から聞いてみたい。気迫があふれていて、投げるだけでなく所作や姿もお手本にしたい」と対面を心待ちにした。

 生きた教科書はまだある。同じ福岡市育ちの新庄剛志監督(52)だ。行きつけの焼き肉店が新庄監督の小中時代の校区にあるという。「スター性のある方。ピンチやチャンスの大事な局面にどんな心情でプレーしているのか、聞いてみたい」と貪欲に学ぶ意向だ。

 大渕スカウト部長と担当の高橋スカウトからは「活躍しよう」と短い言葉をもらった。「結果が大事になる世界。体一つ、全てを懸けて結果を求めていきたい」と山城。大きな体にでっかい野心を秘め、プロの舞台で躍動する。

(加藤 弘士)

 ◆山城 航太郎(やましろ・こうたろう)2002年9月3日、福岡市生まれ。22歳。西高宮小では西高宮リトルメッツに所属し、高宮中では軟式野球部でU―15福岡選抜。福岡大大濠高では主将を務め、投打二刀流で高校通算21本塁打。法大3年秋にリーグ戦デビュー。好きな選手は高校の同級生、オリックス・山下舜平大。183センチ、84キロ。右投右打。遠投100メートル。好きな芸能人はモデルの那須ほほみ。

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