◆関西大学ラグビーAリーグ▽最終節 同大39―38摂南大(30日・花園第2グラウンド)
リーグ優勝最多48度の同大が、摂南大との最終節に勝利し、前節に続く連勝で、今季2勝目を挙げた。第6節終了時点で勝ち点4の最下位。6位、7位には摂南大と関大が勝ち点5で並んでいたため、引き分け以下で入替戦行きが決定する状況だったが、望みをつなぐ形となった。
前半は3つずつトライを取り合い、ペナルティーゴール1本差リードの22―19で折り返した。後半も一進一退の攻防が続き、最後は立て続けに2トライを奪われる場面もあったが、1点差を守り切りノーサイド。粘り切ってつかんだ白星に、選手たちは歓喜した。
同大の運命は、同グラウンド第2試合の関大―立命大の結果次第となる。関大が勝利すれば、関大が残留し、同大は現行のAリーグ8チーム制になった64年度以降、初の2年連続入替戦行きが決定。関大が引き分け以下なら同大の残留が決まる。
残留争いは、第1試合の同大ー摂南大戦終了時点で、立命大の残留と摂南大の入替戦行きが決定した。