オリックスの新入団選手が30日、大阪・舞洲の球団施設を見学した。選手寮や2軍球場、トレーニング場などを担当スカウトが案内。ドラフト1位・麦谷祐介外野手(富士大)は「やっぱりプロ野球っていう施設というのは本当にすごいものがあるなと、驚きが一番でした。ウェート場の充実性、グラウンドの芝もそうです。全部、一つ一つが『ここでやって、どのぐらい自分が成長するんだろう』って、そのワクワクがありました」と感激した。
「たくさんのいい先輩方もいます。そういう先輩に一つでも多く教えていただけるチャンスもあると思う」。さっそく練習に訪れていた宗、西野らにあいさつ。同い年の山下とも対面した。富士大の学生コーチが山下と福岡大大濠の同級生のため、過去に電話で会話をしたことがあるが、改めて「よろしくね」と声をかけた。
29日に新入団会見を行った12人は2日間、一緒に行動。麦谷は「縁があって、このオリックス球団に入った12名。本当に一番大切になる仲間だと思いますし、辛くなった時に、やっぱり同期がいたからと言えると思う。同期を大切に、これから切磋琢磨してやっていきたい」と誓った。