ＤｅＮＡの東克樹投手が２日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１億５００万円アップの年俸２億１０００万円（推定）でサイン。「１つの目標だった。相川コーチからも２億にいってから一人前と言われていたので、目標を達成出来てよかった」と笑顔を見せた。
今季は２年連続で開幕投手を務め、２６試合に登板し、チームトップの１３勝４敗、防御率２・１６の成績を残した。ＣＳでは初戦の打席中で左太ももの肉離れを発症するも、日本シリーズ第３戦で復帰。この試合で勝ってからチームは４連勝で逆転日本一を達成し「不安の中入ったシーズンでしっかりと先発の仕事を果たせましたし、自分としても自信となった１年だった」と振り返った。
今季はポストシーズンを含めて１９４イニングを投じた左腕。来季はシーズン２００イニングを目標に掲げた。「先発として長いイニングを投げることへのこだわり」を結果で示していく。
夢の２億円到達も使い道は「税金がすごいので…。税金を払えるように頑張りたい」と笑った。来季へ向けて「３位からの日本一を達成したからこそ、リーグ優勝への思いがもっともっと強くなった。個人としては役割をしっかり果たすことが最低条件だと思う。現状に満足せずに進化し続けることが大事」とリーグＶへ決意を込めた。