国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰式が2日、都内で行われ、今季2勝の金谷拓実(Yogibo)が賞金王などの最多7冠を獲得した。
金谷は、賞金ランク2位で臨んだ2024年シーズン最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップを通算9アンダーの3位で終え、賞金ランク首位だった平田憲聖(エレコム)を逆転。初の賞金王に輝いたほか、最優秀選手賞やメルセデス・ベンツトータルポイントランク賞、平均ストローク賞、パーキープ率賞、パーオン率賞、トータルドライビング賞の7部門で表彰を受けた。
金谷は米下部ツアーの2次予選会(12月3~6日、米カリフォルニア州)に向け既に渡米しており、この日の授賞式は欠席。ビデオメッセージで「とても栄誉ある賞を獲得することができて大変うれしいです。今週の予選会、頑張ってきます」と喜びの声を届けた。代理で出席した母・美也子さんは、「びっくりして、うれしい。みなさんに夢や感動を与えられる選手になってほしい」と笑顔で話した。
表彰選手は以下の通り。
▼最優秀選手賞 金谷拓実(初)
▼賞金ランキング賞 金谷拓実(1億1955万1222円、初)
▼メルセデス・ベンツトータルポイントランク賞 金谷拓実(132ポイント、初)
▼最優秀新人賞・島田トロフィー 平田憲聖(初)
▼ABEMAツアー賞金ランク賞 山田大晟(525万9789円、初)
▼平均ストローク賞 金谷拓実(69・735、3シーズンぶり2度目)
▼平均パット賞 清水大成(1・6884、初)
▼パーキープ率賞 金谷拓実(89・892、2シーズン連続3度目)
▼パーオン率賞 金谷拓実(74・228、初)
▼バーディー率賞 清水大成(4・611、初)
▼イーグル率賞 幡地隆寛(5・750、初)
▼ドライビングディスタンス賞 河本力(319・25、3シーズン連続3度目)
▼フェアウェーキープ率賞 稲森佑貴(80・957、9シーズン連続9度目)
▼サンドセーブ率賞 平本世中(61・290、初)
▼トータルドライビング賞 金谷拓実(42ポイント、2シーズン連続2度目)
▼ゴルフ記者賞 平田憲聖(初)