国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰式が2日、都内で行われ、今季2勝の金谷拓実(Yogibo)が賞金王などの最多7冠を獲得した。
平均パット賞、バーディー率賞の2部門で受賞した清水大成(ロピア)は「賞を取れてうれしい。平均パットは去年3位だったので。メルセデス・ベンツトータルポイント(今季4位)でも1位を目指していたので、課題はある。フェアウェーキープ率が95位だったので、そこが人並みにできれば。フェアウェーから打てればパーオン率も上がる。(2部門の受賞は)自信になっているので、来年は複数回優勝できたら。今季は同級生の金谷が活躍して、僕も負けたくないと思っている。まずは優勝して、賞金ランク1位を目指して海外ツアーにも挑戦したい」と力を込めた。オフにはアジアンツアーの予選会を受験することも明かした。
ドライビングディスタンス賞で3季連続3度目の受賞となった河本力(大和証券)は「シンプルにうれしい。この賞は自分の魅力でもあるので、来年も取り続けたい。まだまだ満足していないので、世界で一番平均飛距離の出る選手になりたい。(今年は319・25ヤードで)来年は325ヤードくらい平均でいきたい」と目標を掲げた。来季に向けて、受賞してみたい賞を問われ「総なめです」と即答。最終戦の日本シリーズJTカップでは姉で女子プロゴルフ2勝の結をキャディーで起用し大会を盛り上げた。「来年はきょうだいで賞金王、年間女王を取りたい。そういうモチベーションで、オフは全力で取り組みたい」と意気込んだ。