ロッテ・石川歩投手が2日、ZOZOマリン内で契約更改を行い、今季の推定年俸1億1000万円から2000万円減となる9000万円(金額は推定)でサインした。
昨年10月に右肩の手術を受け、育成契約を経て6月末に支配下に復帰。6月30日のオリックス戦に先発し5回3安打無失点とし、22年8月31日のソフトバンク戦(ペイペイD)以来669日ぶりの復活白星を挙げていた。一方で今季は5試合に先発し、3勝1敗、防御率3・70。「復帰はできてよかったですね。そこまでめちゃくちゃ良かったわけではないですけど、何試合かいい感じで投げれた試合があった。(減俸は)今年はそんなに投げてないので、納得はしています」と受け止めた。
完全復活の兆しも見えつつある。手術をへて復帰を果たした今季を振り返り、「今年は違和感がありながら、投げてましたけど。最近、シーズン終盤ぐらいには、もうあんまりなくなってきたので、それは来季に向けてのモチベーションにはなってますね」。来季に向けた課題には球速アップを掲げ、「自分の感覚的には、自分の投げてる球とスピードが5キロぐらい違うイメージがある。スピードが全然出てなかったんで、来年は上げたい。健康にやりたいですね」と、年間を通じた活躍を期した。