国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）の年間表彰式が２日、都内で行われ、今季２勝の金谷拓実（Ｙｏｇｉｂｏ）が賞金王などの最多７冠を獲得した。
９シーズン連続９度目となるフェアウェーキープ率賞を獲得した稲森佑貴（国際スポーツ振興協会）は「またお前か、みたいになっていないか心配なんですけど」と笑いながら、「今年も記録を更新する形で取れたのが大きかった」と史上最高の８０％超えを達成し、うなずいた。
表彰式の壇上では同賞を“稲森賞”へ改名するプランも飛び出し、本人は「受理してくれたらいいなというレベルで。来年取ったら１０年連続になるので、自分としてはある意味節目になる。稲森賞に変わるかどうかが楽しみ。ちょっとした夢でもあるので頑張りたい」と話した。
今季はツアー未勝利に終わり「来年こそ。今年ＪＴカップが終わって思ったのは、すごくメジャーを勝ちたくなった。今年日本プロ（２位）、日本オープン（３位）で惜しい試合をして。どちらもメジャーだったので、来年はメジャータイトルを取りたい」と優勝を見据えた。