ネットフリックスの連続ドラマ「阿修羅のごとく」(来年1月9日配信スタート)の完成報告会が2日、都内で行われ、劇中で四姉妹を演じた宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが出席した。
向田邦子さんの昭和の名作ホームドラマを、是枝裕和監督の手で令和にリメイク。是枝監督からはビデオメッセージが寄せられ、撮影現場の雰囲気について「宮沢さんと尾野さんだけだと収拾がつかず、なかなか本番に入れないっていう状況があってですね…。それを蒼井さんがうまくまとめていただく感じで、すずが1番しっかりしていた」と評されると全員で大爆笑した。
宮沢は「きょうは多少、猫をかぶっておりますので…」と苦笑しつつ「本番以外はずっとしゃべっていて。助監督はやさしいので会話が終わるのを待っているけれど、なかなか終わらない。優が『そろそろお願いします、始まらないよ』って言って(笑)。私はきょうだいがおりませんが、実の妹ができたような気持ち」と語った。
末っ子役を演じた広瀬は「昔のドラマを正直、知らなくて」と素直に明かしつつ「そういったドラマがあって、お姉ちゃんたち(のキャスト)を聞いて『こんなチャンスない』と思ってすぐやりたい、バカな顔して飛び込みたいって思いました」と告白。「現場では何もかもさらけ出されて、しゃべりすぎ、笑いすぎですごいやせた。いっぱい食べたんですけど、いいやせ方をした」とエネルギーを使い果たした様子だった。