国内フリーエージェント(FA)権を行使したソフトバンクの石川柊太投手と甲斐拓也捕手が2日、福岡・飯塚市内で選手会ゴルフに出席。それぞれ年内最後の球団公式行事を終えた。
石川は「自己ベストタイ」という94でホールアウト。11月30日に都内で吉井監督を含むロッテ首脳と直接交渉したことを「(ロッテ)球団がそう言っているなら」と認めた。その上で「まだ何も決まってないです。常々言ってますが、進展があったら話したいです」と話した。これでソフトバンクのほか、獲得を目指すオリックス、ヤクルト、巨人、ロッテの全球団との直接交渉が終了。次の方針は「代理人とミーティングして」決めるという。
甲斐は有原、岡本打撃投手、福田ブルペン捕手の同学年ばかりの4人でラウンド。難しいパットをオーバーしてしまい「ちょっと待って!」とばかりにボールに向かって手のひらを突き出した。ラウンド後も報道陣に「もうちょっと見守っていただければと思います」と“ちょっと待って”を要請。巨人との交渉時期については「ぼちぼち。(来週出発の優勝旅行前?)そうですね。直接話を聞いて決めるという感じです」と改めて近日中に直接会談すると説明した。