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J2熊本加入内定FW半代将都「誰よりもハードワーク」大津高出身、卒論で「PK時の最適な心理状態」研究

スポーツ報知 2024年12月2日 20時19分

 筑波大は2日、来季のJリーグ加入が内定しているDF沖田空(水戸)、MF角昂志郎(磐田)、MF田村蒼生(湘南)、FW半代将都(熊本)、DF福井啓太(大宮)のプロ内定者記者会見をつくば市内で行った。

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 熊本加入内定の半代(はんだい)は「皆さんが感動するようなプレーで、ロアッソのJ2優勝、J1昇格、タイトル獲得、1つでも多くの勝利に貢献できるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 177センチ、72キロのFW。宮崎出身だが、高校3年間は熊本屈指の強豪・大津で過ごした。「機動力、ハードワーク、強度にはこだわりを持っています」と自負する。順風満帆ではなかった大学での4年間を通じて「精神力は成長したと思う。試合に出られない期間、どうすべきかを考えるようになった」と明かした。

 天皇杯2回戦でJ1の町田をPK戦の末に下した一戦(1△1、PK4〇2)で先発出場。惜しくも敗れた3回戦の柏戦(1●2)でも先発し、持ち前のハードワークでJ1クラブを苦しめた。体育専門学群に在籍し、大学によると、卒業論文のテーマは「PK戦時におけるタイプ別の最適な心理状態の検討」だという。

 筑波大の小井土正亮監督は「2年生まではほとんど出場機会がなかったが、自分でつかみとって大きな活躍をした選手。地元に戻る形になるので、地元に愛される選手になってくれるのでは」と期待を寄せる。半代は「熊本でも、誰よりもハードワークして、ゴールやアシストという結果もついてくれば」と思い描いた。

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