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パリ五輪6位入賞・赤崎暁、来春に五輪後初マラソンの意向「東京か大阪で」 母校・拓大で報告会

スポーツ報知 2024年12月2日 22時4分

 拓大は2日、東京・文京キャンパスでパリ五輪の報告会を行い、卒業生でレスリング男子フリースタイル74キロ級銀メダルの高谷大地(自衛隊)、男子マラソン6位の赤崎暁(九電工)が参加した。拓大からはパリ五輪に在学生でサッカー男子の関根大輝と合わせ、3人が出場した。

 赤崎は初出場で五輪の日本男子歴代最高記録となる2時間7分32秒の自己ベストで6位入賞と大健闘した。だが、レース当日は「スタートラインに立った時は『あと2時間10分後には遊べるな』と思っていた」と明かし、報告会に集まった関係者を驚かせた。

 レース前は出場選手と自身の持ちタイムを比較し、勝算は薄いと冷静に見ていたという。「期待もされていないし、もともとの夢はマラソンの日本代表になること。夢をかなえる瞬間だからこそ楽しみたい」と自然体で臨み、「だんだん楽しくなってきて、いつの間にか先頭に立っていた。最後抜かれて6位になったけど、めっちゃ楽しかったと思いながらゴールした」と振り返った。

 報告会後には取材に応じ、来年2月の大阪か3月の東京で五輪後初マラソンに出場する意向を明かした。「東京か大阪でしっかりとタイムを狙っていきたい」と意気込んだ。今後に向けては「陸上人生の中で、日本記録というのは目指してやっていこうと思う。走力もまだまだ足りないし、最近のマラソンはスピード化もしている。スピードの強化も忘れずに、練習のベースを上げていきたい」と目標を掲げた。

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