DeNAの林琢真内野手が3日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、450万円アップの年俸1900万円(金額は推定)でサインした。
今季は開幕1軍をつかむも、63試合に出場し打率1割6分7厘、7打点の成績となり「悔しいシーズンだった」と振り返った。
大学時代までは二塁手としてプレー。プロ入り後は主に遊撃や三塁で出場していたが、「自分の中ではずっとセカンドをやってきたので、セカンドに対する思いも消しきれないところがあるし、そっちで勝負したい気持ちもある」とこだわりを口にした。「今はすごい方がいるんですけど、そこに立ち向かって、牧さんがいるからショートじゃなくて、牧さんをどかすくらいやろうと思う。自分の味を出してどこかに林を置きたいと思われる存在になりたい」と決意表明をした。
昨オフは今季限りで現役引退をした大田泰示と自主トレを行ったが、今オフは1人で行う予定。「来季は自分のやることを貫くシーズンにしたい」と表情を引き締めた。