日本ハム・斎藤友貴哉投手(29)が3日、北海道北広島市の球団事務所で契約交渉に臨み、今季年俸1500万円(推定)から増額でサインした。「(金額は)ご想像にお任せします。納得して(判を)押しました」と笑顔でポーズを決めた。
阪神から移籍2年目の今季はキャリアハイの25試合に登板し、1勝1敗で1セーブ。終盤は13試合連続無失点を記録した。防御率1・71でシーズンを終えたが「全然満足していない。足りないというか、もっと野球をしたかった」と満足した様子はなかった。
11月30日のファン感では新庄監督から田中正とともにWストッパーに指名され「まっすぐは負けたくない。圧倒できるようなピッチャーになりたい」とライバル心を燃やした。クローザーとしての理想の投手像には「(現・阪神監督)藤川(球児)さん」を挙げ「本当に、まっすぐで圧倒したい。『コイツが出てきたらもう無理だ』みたいな雰囲気の投手になりたい」と力強く語った。