小学館は3日、「映画ドラえもん」の45周年を記念して来年2月1日~3月6日に同社が運営する東京・神保町の名画座「神保町シアター」で「ドラえもん映画祭2025」を開催し、34日間で全43作品を上映すると発表した。
対象作品は第1作「のび太の恐竜」(1980年)から「のび太の地球交響楽(シンフォニー)」(24年)まで。8月に死去したのび太役の声優・小原乃梨子さん(享年88)、9月に死去したドラえもん役の大山のぶ代さん(享年90)が担当した作品も多く含まれ、スクリーンで懐かしの名作を楽しめる貴重な機会になりそうだ。
全国93か所の映画館で人気投票上位6作品を上映する「映画ドラえもんまつり」の開催も決まっている。来年1月17~23日に「のび太と雲の王国」(92年)と「のび太の秘密道具博物館(ミュージアム)」(13年)、1月24~31日に「のび太と銀河超特急(エクスプレス)」(96年)と「のび太と空の理想郷(ユートピア)」(23年)、1月31日~2月6日に「のび太のワンニャン時空伝」(04年)と「新・のび太と鉄人兵団」(11年)を上映。入場者特典として6作品のポスターをあしらったステッカーを全員にプレゼントする。
3月7日には、45周年記念作品「のび太の絵世界物語」が公開される。鈴鹿央士(24)がゲスト声優を務める。