西武・隅田知一郎投手が3日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、5000万円増の年俸9000万円(金額は推定)でサインした。
プロ3年目の今季は全先発で自己最多の26試合に登板し179回1/3を投げ9勝10敗、防御率2・76。2桁勝利にはあと一歩届かなかったが、「本当に濃い1年を過ごした。登板数やイニングに関してはマックスぐらい投げられた」と充実感を漂わせた。
来季の目標は「沢村賞」。「勝ち運も全てたぐり寄せて優勝できるチームにしたい」と活躍を誓った。
広池浩司球団本部副本部長は「着実に階段をのぼっていると思う。チームのエースは目指してほしいし、日本を代表する選手になる年にしてほしい」と高く評価した。