TBSの宇内梨沙アナウンサー(33)が4日、自身のインスタグラムを更新し、来年3月に退社することを発表した
「ご報告」と題した文章をアップ。「今年の春でTBSに入社して10年目を迎え、昨年末に結婚したこともあり、公私ともに節目となるような一年でした」と回顧。「そして、この節目でお世話になったTBSを退社することを決意いたしました。今月いっぱいで全ての番組を卒業し、2025年の3月に退社いたします」と伝えた。
宇内アナはこの日午後10時から放送のTBSラジオ「アフター6ジャンクション2」にパーソナリテイーを務める「ライムスター」宇多丸とともに水曜パートナーとして出演。番組冒頭、「本当に個人的な小さなお話ですが」と話し出すと、「自身のSNSで夜9時に投稿したのですが、改めてご報告があります。今月いっぱいでTBSアナウンサーとしてのすべてのお仕事を卒業して、それ以降は有休休暇を消化しまして、来年の3月にTBSを退社することを決めました」と報告した。
理由については「すばり退社の理由は自分の生活をもっと大切にしたいっていう率直な思いから来てまして。アナウンサーって365日、深夜早朝、土日関係なく働いていて。私も今年で入社10年目になりまして、振り返ってみると、この9年半、朝から夕方の勤務帯で働いたことが一度もなかったなと。20代の時はそれが生きがいでも、やりがいでもあったんですが」と回顧した上で「私にも生活の変化がありまして。昨年末に結婚したこともあって、この1年だけでも家族のあり方について考えることが多くなって、当たり前の身近な生活をもっと、もっと大切にしたいし、もっと向き合いたいという思いがすごく強くなっていったんですね」と続けた。
「日々、毎日の仕事にいっぱいいっぱいの毎日で自転車操業のような日々を送っていたなというのもありまして。これからはもっと自分のこと、自分の夫のこと、家族のこと、オウチのことをもっと大事にしたいというのもあって、10年の節目で退社を決意しました」と説明。今後については「フリーになるんですか?なんてSNSにコメントをいただいたんですが、まだ何も決めていません」ときっぱり。「一度リセットしてみたい。有休休暇期間が2か月半ほどあるので、ゆっくり使って自分が何をしたいのかとか、この業界で何かしたいのかとか、他に何かやりたいのかとか、ゆっくり考えたいと思っています」と話した。
宇多丸に「これでサヨナラじゃないですよね?」と聞かれ、「もちろん!需要があるならば」と答えた宇内アナ。残り1か月を切ったTBSアナとしての活動について「最後までリスナーの皆さんと下らない話をして、聞いて…。人生の第1シーズン打ち上げというか、第1章完みたいな感じで」と話していた。