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“電鉄マン・スイマー”深沢大和 世界デビューへGO! 「優勝、いけるんじゃないかな」…世界短水路に出発

スポーツ報知 2024年12月6日 17時31分

 競泳の25メートルで行われる世界短水路選手権(10日開幕、ブダペスト)に出場する日本代表が6日、出国前に羽田空港で取材に応じた。シニアで代表デビューとなる平泳ぎの深沢大和(東急)は「(ジャージーを)初めて着ました。すごい、うれしい。昨日みんなで集合して、いよいよこのチームで戦っていくんだと。ワクワクしています」と、胸を躍らせた。

 10月の日本短水路選手権、男子200メートル平泳ぎを制し、初の世界選手権切符を獲得。3月のパリ五輪代表選考会は3位で出場権を逃し、一時は引退して東急の社員として働いていたが、7月から同社では前例のない“プロスイマー”としての活動が認められて復帰。さっそく結果を残していた。世界短水路に向けても「会社の人からすごいメールとかをもらって、プレッシャーをひしひしと感じています(笑)」と深沢。「楽しんで来いよ、という話もあって、すごく期待されているんだなと感じます」と表情を引き締めた。

 目標は、自己ベストの2分1秒94の更新と「優勝、いけるんじゃないかなと思っています」。積極的なレース展開を持ち味に「前半のタイムは世界とも戦える。最後まで持ち味のテンポを上げて、最後つめていきたい」と意気込む。先に見据えるのは、世界記録の2分00秒16だ。深沢は「そこにどこまで近づけるかということに、チャレンジしたい」と勢いよく語った。

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