自動車レースのスーパーGT最終戦の公式予選が7日、三重・鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)で行われた。8月の第5戦(鈴鹿)が台風の影響で延期になり、冬の鈴鹿での最終決戦となった。
公式予選はQ1とQ2の合算方式で争われ、GT500は総合優勝争いで2位に18点差を付けていたauトムスGRスープラ(坪井翔、山下健太組)がポールポジションを獲得。3点を加えてことにより、ランク2位のスタンレー・シビック・タイプR―GT(山本尚貴、牧野任祐組)に逆転の可能性がなくなり、2年連続の総合優勝が決まった。
坪井は2年連続3度目、山下は5年ぶり2度目の総合優勝。坪井はスーパーフォーミュラも制していて国内トップカテゴリーのレースで2冠を達成した。
GT300は激戦。トップのレオン・ピラミッドAMG(蒲生尚弥、篠原拓朗組)に11点差を付けられていたランク2位のVENTENYランボルギーニGT3(小暮卓史、元嶋佑弥組)がポールを獲得。その差を8点に縮めて8日の決勝レースを迎える。