◆柔道◇グランドスラム東京大会 第1日(7日、東京体育館)
男子60キロ級でパリ五輪銅メダルの永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)は2位だった。初戦から3試合を豪快に投げて一本勝ちしたが、中村太樹(国士舘大)との決勝は指導3による反則負け。積極的に攻めてくる22歳の勢いを止められず「めちゃくちゃ元気で、今回は気持ちで負けてしまった」と認めた。
パリ五輪からわずか4か月。出場を迷う気持ちもあったが、国内で唯一の国際大会を盛り上げたい気持ちから畳に上がった。「正直、初戦から動きは良くなかった。五輪が終わって練習量も積めてなかったので、スタミナで最後きつくなってしまった。練習不足です」と敗因を分析。28年ロサンゼルス五輪に向け、「負けて悔しい気持ちがあるので、まだまだ強くなれる」と前を向いた。