12月8日の中山7R・2歳1勝クラス(ダート1800メートル=13頭立て)は、ジャナドリア(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父ゴールドドリーム)が、直線一気でデビューから無傷の2連勝を飾った。勝ち時計は1分54秒1(良)。
発馬で遅れ道中は12番手を追走したが、勝負どころで上がっていくと、大外に持ち出した直線は、一頭だけ次元の違う末脚(上がり3ハロン37秒9)で一気に伸びて前をのみ込んだ。
半兄にダートのオープンで活躍するコンシリエーレがいる良血馬が、ダート界の新星に名乗りを挙げた。横山武史騎手は「まだ子どもで、ゲートの駐立だったり、ゲートが空いてからの反応がなかったりと、ちょっとまだ分かってない部分、課題も見つかりましたけど、今日は能力だけで勝ってくれました。僕自身も能力はあると思っていたので慌てず、騒がずスムーズさだけを意識していました。能力を邪魔することなく勝つことができたかなと思います。次が楽しみです」と高評価していた。